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お正月の祝い酒「お屠蘇」🍶

あけましておめでとうございます🎍🎌

本年もよろしくお願いいたします😊

今日は元旦にいただくお酒「お屠蘇」についてお話しいたします🍶

お屠蘇とはそもそもどういう意味なのでしょうか。

「お屠蘇の由来」

お正月に無病長寿を願って飲まれるお屠蘇の由来は、「蘇」という悪鬼を屠るという説や、邪を屠り生気を「蘇生」させるという説があります。現代ではお屠蘇を飲むというと、単に日本酒を飲むことを指す場合もありますが、本来、お屠蘇とは「屠蘇散(とそさん)」または「屠蘇延命散」と呼ばれる5~10種類の材料を配合したようなものを漬け込んだお酒のことです。

「お屠蘇の作法」

お屠蘇を飲む前には必ず若水(元日の朝に汲んだ、その年初めての水の意)で手を清め、神棚や仏壇を拝み、家族が揃ったら新年のあいさつを済ませます。お屠蘇はおせちを食べる前にいただきます。

「飲み方」

飲むときは家族全員が東の方角を向きます。飲む人の右側から注ぎ、飲む順番は年少者から年長者へと進めていきます。これは若者の活発な生気を年長者が飲み取るという意味合いと、毒見の名残だと言われています。本来は三段重ねの盃で1杯ずつ3回に分けて飲みますが、略式では1つの盃に3回に分けて入れ、3回に分けて飲み干します。

厄年の人は厄年以外の人に厄を祓う力を分けてもらうため、最後に飲みます。

飲むときには、「一人これ飲めば一家苦しみなく、一家これ飲めば一里病なし」と唱えます🗣

一般的な作法や飲み方は上記の通りですが、地域や各家庭により差があります。 飲む順番については、年長者の英知を若人に分け与えるという意味で、年長者から先に飲む場合もあります。

 

風邪をひきやすい季節ですので、特に防寒対策、感染予防対策をして気をつけましょう☺️

皆さんにとって良い一年になりますように😊

 

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